振り回される TNR 1匹目
2014-02-01


禺画像]
1/29 に手術した白キジの女の子は、実際は白グレーだった。

依頼者には、翌日の昼ごろの暖かい時間帯にリターンする
と、話しておいたが、1/30 は、15時ごろまで雨の予報だった。
それで、雨がやんでからのリターンに変更することなど連絡した。

・雨がやんでからの夕方にリターンする
・または、2/23 の里親会まで、ム●● さんが保護する

ム●●さんは
・部屋が狭いことと、猫を入れておくケージがないこと
・住宅の入口には監視カメラが2台あるから猫を隠して持ち込むのは難しい
という理由をあげていた。

しかし、保健所での話しあいのときに、茶トラを保護した経験を
話していたのだから、やる気になればできるのだ。
部屋が狭いのはしかたがなく、ケージを使う必要はなく、
犬用のかごにいれて風呂敷で包めばいい。

でも、里親会には出したいそうで、
「2日くらい前に捕まえれば連れていけるかね」 と聞いてきたから
「あの長毛、汚れてますよね?
 汚れていると希望者は出にくいから、キレイにしなくては。
 家に入れて落ち着かせてやっとキレイになっていく。
 だから直前に保護しても参加は無理」

と突き放した。老人という理由だけで、何でも優しくしてもらえるなんて甘い。
こんなに頑固で身勝手で、ほんとは元気な高齢者に遠慮はしない。

ム●●さんは、決心がついたら、1週間くらい前に保護して電話する
とのこと
そのときには、ねこをシャンプーしてくれるところを探す必要がある。
この点を、保健所のシマザキさんに相談してみたら、
ねこのシャンプーをしてくれそうなサロンを教えてくれた。
実現しそうになったら、詳しくきいてみようと思っている。



ム●●さんというエサやりおばあさんは、お気に入りの
長毛の白グレーが餌やり場にいる限り、体調がどうのこうのと
言いながらもエサヤリに通うタイプ。
白キジの母ねこのことも気にかけているが、他のねこ、たとえば
白茶には餌さえ与えていない という。
自分がエサを与えていないねこだから、手術する気はさらさらない。
こういう偏った人には、遠慮せず、はっきり話すことにしている。



1/31、ム●●さんから、機嫌の悪そうな留守電が入っていて
「電話をください」 とのこと。

すると、「あの長毛の子ねこは、ちっとも餌場にこんのだけど
ほんとにリターンさせたのかね? 保護してくれてるのかね?
母ねこもぜんぜんこんのだわ。
今朝も夕方もずっと歩いて探してるんだけど」 というのだ。

白グレーの長毛の女の子は、7カ月というわりには細くて軽かった。
捕獲器から飛び出して逃げていったから
「捕獲されて手術されて、怖かったはずですから
 どこかに隠れていると思います。
 それに今までも、駐車場にいないことがよくあったのでしょう?」

すると、ねちねちと、「母ねこを先に捕まえほしいと言ったのに・・」
とか、「心配で探しまわって、身体も大変で・・」 と愚痴り始めた。

「捕獲するとき、あなたのいうような順番で捕まえられるとは
 限りません。それから、私はリターンするといったら
 必ずリターンさせます。ウソは言いません。
 私ももううんざりしてます。言いたいことを我慢する気はありませんから」

ム●●さんは、私からの連絡がない と抗議してきたが
「私が電話したとき、携帯を家に置いてでかけているから
 留守電に伝言をいれたのですよ。
 携帯をもたずに、えさやりに出かける と言ってましたよね。
 それから、捕獲のときもあなたに電話して、夕方のエサヤリの
 時間をきいて、17時半という約束をしたでしょう」

ム●●さんは 「私もキツイけど、あんたもそうとうキツイね」 と言ってきた。
「それはお互いさまです。
 捕獲のとき、立ち会ってくれなくてけっこうです。

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[TNR]

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