熱田区 問題の家の母ねこ捕獲
2013-11-21


と、嘆いているとのこと。ただし、家賃は滞ってはいない。

スズキさんは、この9月、この家の1階に、子ねこが4〜5匹、
遊んでいるのを見つけて、さっさと訪問し、どういうことか確かめている。
キジトラの母ねこは、毎年子ねこを産んできたのだ。
そして、その4〜5匹の子ねこは、2匹がもらわれていき、
1匹か2匹は行方不明となり、残りの1匹は母ねこといっしょにいる。
まだ、4カ月になるかどうかだから、捕獲器に入るとまずい。
それで、スズキさんは、「子ねこを家にいれておいて」 と指示した。

なぜ、このねこ繁殖家族は、スズキさんのいうことを聞くのか?
すでに熱田保健所からは厳しい指導がはいっていて、
ほぼ見捨てられていて (どういうことかよくわかないが)
今回の手術費用を、スズキさんが集めた町内カンパ金から
支払う と言ってあるから。

ねこが繁殖している家だけど、数匹はちゃんと手術しているらしく
後から分かったことだが、茶トラ白のオスは、病院に連れていったら
「去勢済みです」 といわれたらしい。
つまり、この家のひとたちは、触れるねこなら手術することもある。
費用を町内で払ってくれると分かれば、餌抜きもしてくれるし
リターンのあとの餌やりも、引き受けてくれるのだ。

だからといって、この家の人に、「なごやかキャットサポーター」に
なれというのは無理だ。もちろん、ねこトイレは置いてあるし
餌もあげているし、掃除もしている。
でもこの状況は、近所の苦情のもとになっている。
『もう繁殖しない』 という状況にすることが先決問題なのだ。



スズキさんのお宅で、美味しい抹茶と和菓子をいただいてくつろいでから
捕獲器を確認にいくと、「にゃあ」 という、ちょっと甘えた声が聞こえたから
「入ってる!!!」 と分かり、おのずと早足になった。
入っていたのは、キジトラの母ねこ。捕獲成功だった。

懐中電灯をあてて、耳カットなし であることを確認。
とにかくこの町内は、黒猫とキジトラ猫が多いし、かなりの頭数を
TNR してきたから、手術済みのねこが入る可能性も高くなっている。

かわいそうなことに、このキジトラの母ねこは、右目に白濁があった。
生活には困らないけれど、子ねこのとき、風邪の治療をしてもらえなかったのだ。
そもそも、このキジ母ねこが、どこからやってきたのかは不明。

スズキさんも 「よかった、よかった」 と安心し、その家の方に
捕獲成功のことと、金曜日の夕方には、ねこが戻ることを知らせに行ってくれた。



この町内の今後の TNR
スズキさんのリサーチはすこぶる快調。
魚屋さんに、あらたな黒の子ねこがやってきていることを突き止め
その仔が成長しているため、魚屋さんに抱っこ捕獲を依頼することになった。
ケージに入れてもらってから、動物病院に搬送するが
餌やり旦那に頼む・・・ということもあるかもしれない。

さらに、この魚屋さんは、町中を車で巡回して魚を売っているのだが
街角に止めているとき、薄いキジトラがやってくるようになり
そのねこに、マグロをあげている というのだ。

「あーあ、マグロですか」 と、2人して苦笑した。
とにかく、そのキジトラは、餌やり旦那が、ネットで購入した、
ケージを借りて、捕まえてもらう ことになっている。

魚屋さんは、その2匹の手術費用を、またもや町内カンパ金から
出してもらえるのだから、きっと捕まえるだろう。
そしてそのカンパ金は、最近、餌やり旦那の奥さんが出してくれたとのこと。
餌やり旦那さん、ますます頭があがらないだろうな・・・と思うこのごろ。



=ねこ会= (12/1)[LINK]




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