多頭飼い夫婦のねこの行く末 -- どんでん返し 1
2012-06-11


6/11 8:45 区役所の1階ロビーで、オアシスさんと合流

この生活保護担当者との話し合い顛末は、長くなるので
2回に分けて記録します。

A さんも来てくれると思っていたが、私の考えの偏りを指摘され
A さんは、区役所ではなく、愛護センターに行かれた。

「あっ、Aさん、来てくれないって」と、メールを確認しながら
オアシスさんに言うと、「えーーっ」と絶句していた。
私は、少しその兆しを感じていたから、ちょっとだけ、前夜に
何を聞くか考えていたけれど、オアシスさんには寝耳に水で
不安いっぱいになったらしく、ノートを出して、質問事項を書き出した。

2人して、あれきいて、これ確認して、ここを抗議して・・と、直前の
打ち合わせを、区役所2階、民生こども課のロビーでほんの数分。
こうなったら、あたってくだけろだ!! と、開き直った私は
「オアシスさん、私が脱線したら、軌道修正してね」と頼んだ。
ますます、オアシスさんは不安になり、緊張していくのが分かった。

そもそも、怒り心頭になっていたから、生活保護の担当職員の名前を
ちっとも正しく覚えられず、
オアシスさんが「ミツウラ」と、メールもくれていたのに
私、「ヨネミツがね」と人にいい、「ミツウラ」と分かってからも
「ミツナガに・・・」とまた間違えていた・・。"^_^"

心の中で、【ミツウラ】と復唱しながら、受付で用件を述べ
「昭和区の●●さんの生活保護の件ですが、ねこを連れて行かれた
 ことについて、話を聞きにきました」というようなことを言った。

受付「あなたがたはどういう関係の方ですか?」
-- 「●●さんから、ねこのことで相談を受けていた◆◆と★★です」
受付「では、その担当の者は分かりますか?」
-- 「ミツウラさんです」
受付「ミツウラ・・という者はおりませんが・・」

まず、私たちはここで、ひっくり返りそうになり、頭がクラクラした。

受付「でも、ミツ◎ という者ならおります」という言葉に救われて
オアシスさんが「あー、ミツ◎さんです」と答えた。

ミツ◎さんが現れ、相談室4番に入るように言った。
さっさと立ち直った私と、ますます不安になったらしいオアシスさんは
でも忘れずに、IC レコーダーのスイッチを入れて、4号室に入った。



のっけから、不穏なムードで面談開始。
ホワイト夫婦の妻が私たちに相談をしてきた経緯を簡単に説明した。
ミツ◎さんは、あきらかに怪訝な顔で、不快感を隠さなかったから
私も遠慮することなく単刀直入に質問を始めた。

「生活保護を受ける場合、2匹という条件があるのですか?」と聞くと
「私がねこを連れていったことで誤解をされているようですが
 ●●さん夫婦から、今のねこの数では生活していけないから
 2匹くらいに減らしたい という相談を受けたのです」というのだった。

でも、この最初の説明では、信じる気にはならなかった。

「では、2匹というような条件はつけないのですね」
「そうです、ただし、一般的というか社会通念として、適正な
 飼育頭数というものがあり、あの人たちの生活を見ると
 とてもきちんと世話ができない とは思っていました」

オアシスさんも、生活保護の手当てで、ねこの物を買うことは
禁止ということではないのですね・・と確認した。

生活保護 にはマイナスのイメージがつきまとっていて
クーラーは贅沢だから入れてもらえず、冷蔵庫のドアを開けていた とか
電気屋が見かねて、無料でクーラーをつけてくれた・・とか
いい話を聞いたことがなかった。

生活保護は、ゆくゆくは自立するための支援のはず。
しかし、ホワイト夫婦から、そのために、生活を立て直すために
ねこの数を減らしたい という相談を受け、その方向で対応したという。


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